1/75、3m50の大和製作者 林さん

2008年4月、有田模型にて1枚の写真を見せられ、僕は驚きました!
巨大な大和が!『何これ!!?』
とにかく大きい。シルエットが綺麗。なにより、近くにこんな大型フルスクラッチを
やってる同好の士がいるのか!と嬉しい衝撃でした。

時々お店に来られるそうですが連絡先は不明、
なので写真を預かり、ノン・フライト展示会にて公開捜査しました。
いや、『知ってる方情報ください』と写真つきで展示したんです。

奇跡は起こります。毎年ゲストに来てくださる雅ビルヌーブさんという常連さんが、
『直接ではないですが知ってますよこの方。僕の近所です。』
急遽関係者を巻き込んでの連絡打診騒動。携帯の電波が飛び交います!

人の縁とは面白いものです。

美山村の方でした。

その夜は2時間以上電話で話しました。 なんだかまるで旧知の友人の様でした。
話して驚いたのは、艦船模型として作るのはまったく初めての作品との事です。
ろくにプラモデルも作った事もないので、材料も何も知らず、手探り状態ではじめた!との事。
 この完成度に2度驚きました。
ディアゴスティーニの週間戦艦大和から、1/75に拡大製作されています。
にしても…ここまで綺麗にまとめられるというのは只者ではないですよ。そして何より、『大和の事が大好きなんです!』という掛け値なしの御言葉。 やはり大和は魔力がありますねえ。

ラジコンを前提に製作されています。が、ラジコンも作った事が無く、1から聞いて進めているとか。 さらに驚いたのは『これはあくまで試作です。この後5Mクラスで作りたい』との事!!!
移動だけでもたいへんでしょ・・・トラックに積んで椿山ダムへ出撃ィ!
家の近くの川で進水テストは済ませたそうですが、『浸水』になってあわてたとか。
耐水ベニヤ、木材などが主材料だそうですが、見た目より軽いそうです。 
 今年の夏には椿山ダムにてほんとの進水式をしたいとの事。是非見に行きます!
コンテナやブロアーからその大きさを感じましょう。
中に人間乗れそうですねー。すげえ。 林さんはこれを屋根だけのガレージで製作されているそうです。 近々、拝見に行きたいですねえ。


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