禅長寺

有田川町にあります。大きなお寺です。
巨大な柱が本堂を支えます。これにあわせて畳の大きさを計算します。
上手く振り割りしないと畳の真ん中に柱がくるというトンでもないことに。
外陣は渋い黒の無地純綿光輝縁です。
本堂に畳を敷きこむのに丸一日、夜までかかりました。
壮観です。 内陣、脇陣は日光紋縁というめずらしいものです。御住職が京都で見てこられ、
どうしてもこれでしたいとの事でした。
脇陣から
2007年に逝ってしまった父が見えます。寸法採寸、計算などは僕がしましたが、父がアドバイス
してくれてこその大きな仕事でした。発注いただいた御住職にも感謝いたします。


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