伝統的な和室の粋

それはやはり座敷でしょう。
家の顔として、冠婚葬祭、親族の集まる場所。
先祖の霊をおまつりする仏壇のある場所。
日本人の文化としての家の中心。

昨今は座敷の無い家もありますが、
やはり、日本人として、なにか本質的なモノを
失ってしまっているのではないかと思います。

やはり一部屋でも、6畳でもいいですから
座敷は大切だと思います。
落ち着きますよ。日本人ならね。

座敷上座8畳
広すぎず狭すぎず、正方形の空間としての座敷。 
古来から、日本の家は畳の大きさから逆算して設計されていると言えます。
1:2の比率と、平行、直角、垂直の、絶妙のバランスのとれたいさぎよさ。
 世界でも類の無い洗練された日本人独特の美意識の源ではないでしょうか。
伝統的和室座敷
畳床はダイケン畳。 畳表はJAやつしろ ひのさくら。 縁は光輝 茶縁無地。
もっともオーソドックスですが、もっとも上品な座敷です。
やはり茶無地はイイ!
畳縁もイロイロ種類は在り過ぎるほどですが、 究極はやはり無地の茶か、黒でしょう。
小気味良い直線の感覚は爽快感さえ覚えます。   ごちゃごちゃと飾らなくていいんです。
 日本刀のような、シンプルな美しさを味わいましょう。  しかしこの茶縁はいいなあ。


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