保田 称名寺

有田市にある、永和元年(1375年)開基とされる歴史あるお寺です。
その本堂は大きく、床が高いのが印象的で、畳は総白大紋という立派なものです。

現在の本堂は文化十年(1813年)再々建立されたもので、200年近く前のもので、
本堂、山門、紀州徳川家寄贈の扁額など、有田市指定文化財に指定されています。

圧巻は御本尊様で、『来迎二十五菩薩立像』はその雄大さに驚きます。
幅16.24m、高さ1.5mという大きさは近隣では類をみません。

『来迎二十五菩薩立像』、南北朝時代の『宝きょ印塔』 共に
有田市指定文化財、また、小野寺梅きゅう(ばいきゅう)の天井、背面画など、
とても見所が多く、御見学をお薦めしたいほどです。

縁あってここの表替え修理をさせていただきました。
こういう仕事は嬉しいものです。



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