買い替え検討から購入まで

いわずと知れた、日本を代表する『スポーツカー』です。 
エンジンは世界唯一のロータリーエンジン。プロジェクトXなどで語られた開発秘話などが
有名です。 

別に最初からロータリーを理解して買ったわけでも無かったです。 よくわからんけど185馬力あるなあ…
くらいで。

当時僕は20歳。
いろんな事があって、セリカから離れ心機一転すべく買い替えを計画。
当時はセリカXXは、トヨタ スープラとして変わっていました。見に行きましたが…

どうも高い…?新車で300万以上したかな・・・?
完全予算オーバー…お目当ての185馬力の2000ツインターボは高い・・・。
いまさらシングルカムとか非力なエンジンはいやだし。

もう一台、強烈な個性で、かなり本気で検討したのが…
スバル・アルシオーネ!!!


これはこれで好きだったなあ。
ただまあ、中身がスバル・レオーネと共通なんで1800SOHCターボでずいぶん非力な。
4WDもパートタイムだし。 何より、スープラ・2000ツインターボと値段がほぼ同じという、
割高感があって。  ぜひ一度乗ってみたかったなあ。 


そんなとき、知り合いが就職していたマツダに。
リトラの…初代から2代目にモデルチェンジしていたサバンナRX-7です。


トップモデルGTリミテッドはフル装備で高い…しかし?廉価モデルは何とかなりそうな??
決定的なのは、全グレード、エンジンは同じ『13Bロータリーターボ185馬力!』
車体200万以下でスープラと同じパワー!さらにこちらは車体重量が300キロ近く軽い!!
これはもう行くしかないだろと。 頭金入れて残りは24回分割で買いました。

初めての新車。
下取りとして連れて行かれたセリカXXには本当に涙しました。今更やめるとも言えないし。

グレードは予算いっぱいでの下から2番のGT-R。
装備はセリカXXからは大幅ダウン。パワードアロック無し。ドアミラー調整も手動。
ひとつ上のグレード、GT-Xまでは付いてるLSDも無し。アルミホイールも無かったな。
(アルミは知り合いのセールスマンが引き廻してくれたので履けましたが。)

納車の夜。 初めてのドライブ。

ナンダこれ!?めちゃくちゃ楽しい
ー!!
とにかく速い!!! (前のXXが遅かったし。)
ボディ剛性あるし!!!(XXが弱かった?走行中リアゲート開いたし)
曲がる曲がる曲がる!!!(XXは長いので曲がりは苦手?だったかな)

すごいテンション上がってそのまま1時間走りました。
任意保険切替えてなかったから、帰ってからモノスゴク怒られた。

軽い車体は、まるでバイクのような運転感覚。まさに…
『よく切れるカッターで紙を切り裂く感覚』のクルマでした。

当時、4WSというのが流行ってましたが、(ホンダ・プレリュードなんかグリグリ後輪が動きました)
スカイラインの電動ハイキャスなんかと違い、RX-7のは、多数のゴムブッシュで支持された
後輪の変形マルチリンクサスペンションが、入力に合わせて受動的に少し動く、『4WS感覚』という足でした。

ドリフトする人には不評でしたが、僕にはすごく良かった。

まさにオンザレールのコーナリング。(ただし崩れると見事、一気にスピン。)

楽しいクルマでした。 ロータリーエンジンの感覚も面白かったし。
(アイドリングはパラパラ音。回転はレッドゾーンまで一気の速さ!)

フジツボのウルサイマフラー付けたり、イロイロしました。
結局15年程手元にあったな。

ちょうどデジカメに移行していく時期だったんでこいつも画像は…アルバムに貼ってあるやつばかりだ。

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