2代目セリカ A60型と初代ソアラMZ10

豪華装備のパーソナルクーペという方向性はソアラという新車種に引き継がれました。


当時最強の直列6気筒DOHC 5MG 2800エンジンを旗艦に、
『大人の豪華セダン』として、デジタルメーターなど、最新鋭装備満載で登場。
高価格なクーペでしたが『ハイソカーブーム』に乗り、若者層からも絶大な支持を受け大ヒット。
まさに日本ではバブル景気が始まってました。

本家の4気筒セリカも A60型ボディになり、先代の丸っこい形からパキパキの『ウェッジ・シェイプ』となります。

独特の顔の…4気筒FRセリカ。
ライズアップライトとか言いまして、点灯時は立ち上がってくるというなかなかお茶目な顔で。
僕らは『ヒラメ』とか『デメキン』とか失礼な呼び名を…。
マイナーチェンジでリトラクタブルのブラックマスクになりましたので、あまり評判はよろし
くなかったかも。
エンジンは名機の誉れ高いヤマハ製1600DOHCの2TGのEFI、
1800SOHCキャブ、1800OHVのEFI、18R−G2000DOHCのEFIと4種にわたり、
マイナーチェンジ後はあの4AG、1600DOHCと、
18R−G2000に換わり、 3T−G1800DOHCターボが搭載され、
スポーツモデルとして力入ってましたが…

いまだに人気の、ハチロク(AE86)レビン、トレノと同時期であったのでなあ
…。
ただまあ、当時の峠や環状線など速くて人気だったのは
FFワンダーシビックとかだった記憶です。
内装剥がしてパイプめぐらしたのがよくウロウロしてたなあ。

『FRは山登るの遅い』とかいうのはよく聞いたな。
それだけ腕が必要ということだったんでしょう。
初代MR2とかも出てくると セリカは立場的に非常に微妙でした。
次世代ではセリカも、レビン・トレノもFFになっちゃったし。



クーペはサファリラリーなどで大活躍。

『究極のFR』というFR車としてはかなりの高評価。。
しかしラリー世界の趨勢はアウディ・クアトロはじめ、フルタイム4WDになっていたのも事実。
耐久性・機械的安定性が勝負のサファリ以外では…苦戦してました。

当時『ターボかツインカムか??』の論争真っ只中に発表された『ツインカムターボ』がウリでしたが

販売自体は…XXの影になり振るわなかったようです。

最後のFRセリカとして、 相当なレア車となってますね。

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